スーパービジョンについて
スーパービジョンは、ケースについて一緒に考え、心理職自身が安心して臨床に向き合えるよう支える時間だと考えています。
ひとり職種で働くことの多い心理職にとって、迷いや不安を抱えずに実践を続けることは簡単ではありません。
当ルームでは、地域や所属を問わず、オンラインでスーパービジョンをお受けしています。
バイザーとのつながりがない方、探し方がわからない方、大学院修了後に継続してSVを受ける機会がなかった方にも、ご相談いただけます。
ケースに真摯に向き合い続けるために、心理職自身も支えられ、学び続けられることを大切にしています。
当方の臨床への姿勢
- 「見立て」を何よりも重視します。
対個人、対組織のどちらにも共通します。 - 「治療構造」を大切にします。
これも対個人、対組織に共通します。 - カウンセリングのオリエンテーションは、成人の場合は統合的心理療法の立場をとっています。
- 認知行動療法、アドラー心理学の勇気づけコミュニケーション、アサーショントレーニング、解決思考アプローチ、システムズアプローチ、自律訓練法、リラクゼーションなど、その方に合った技法を用いますが、言うまでもなく傾聴(パーソンセンタードアプローチ)は何よりも重要と考えています。
- 発達の問題を抱えている成人のCl.さんには、日常生活全般(生活リズムを含む健康管理、就労に関すること、金銭管理、社内での対人関係など)についての助言やマネジメント(継続した見守り)を行うなど、現実生活を適応的に過ごせるようなサポートを心がけています。
- 対象が子どもの場合は、行動観察による発達段階や発達特性、および性格の理解、環境の調整、また応用行動分析による解決法を提案できるような働きかけをします。発達段階に応じて行動療法や認知療法によるアプローチをすることもあります。
- 発達検査(新版K式発達検査)も、実施中の子どもの様子や反応など、観察を重視し所見や解釈に生かすようにしています。保護者や支援者へのフィードバックも、専門用語はできるだけ使わず、日常生活、園生活、また今後の発達に役立つような助言を心がけています。
- 心と身体の関連に関心があり、修士論文のテーマは「女子大学生の社会的望ましさ、及びアレキシサイミア傾向による精神生理学的ストレスプロファイルと主観的評価の特徴」でした(日本学生支援機構奨学金の「特に優れた業績による返還免除」論文)が、大学院修了後は精神生理学的指標をとれる機会がなく、深められないままでいます。
- 心理系の資格は、産業カウンセラー、認定心理士、臨床心理士、公認心理師の順に取得しました。
- 所属学会は、日本心理臨床学会、日本認知療法・認知行動療法学会、日本心理療法統合学会など。
初学者割について
若手心理士育成、また子育て支援領域で活躍できる心理士が一人でも増えてほしいという思いから、独自の割引制度を設けています。
該当する方はご活用ください。
- 初学者とは「資格取得後2年未満の方、または子育て支援領域での実務経験が2年未満の臨床心理士、公認心理師」とさせていただきます。
- 但し、公認心理師資格取得以前に、臨床心理士として子育て支援領域での実務経験が2年以上ある方は含まれません。
- 初学者割は、SV開始月から2年間有効です。
- 初学者割には定員を設けています。毎月の定期的なバイズを希望される方を優先させていただきます。
初学者割の対象となる例 ー 1
3年前に臨床心理士資格を取得しスクールカウンセラーをしているが、1年前から発達領域の仕事も始めた→発達領域での実務経験は2年未満のため、対象となります。
初学者割の対象となる例 ー 2
臨床心理士資格を取得後は病院臨床の仕事をしていたが結婚退職。子育てが落ちついたので発達領域の仕事を始めた→発達領域での実務経験が2年未満であれば、対象となります。
臨床心理士以外の「実務経験から公認心理師になった方」や「産業カウンセラー」のバイズもお引き受けします。
関西在住の頃、民間のカウンセリングセンターのインターン実習生(臨床心理士第一種指定大学院の院生のように、当該センターの「認定心理カウンセラー」有資者が、有料でカウンセリングを担当する実習制度)のスーパーバイザー(個人スーパービジョン、グループスーパービジョン)また、産業カウンセラー有資格者のグループスーパービジョン(日本産業カウンセラー協会関西支部)、個人スーパービジョンをさせていただいた経験から、臨床心理士以外の実務経験から公認心理師資格を取得された方のスーパーバイズも歓迎いたします。
パーソンセンタード、傾聴の姿勢や、基礎心理、臨床心理の知識を身につけたい方、自己流のカウンセリングをしてきたけれどより深い臨床心理学の知見を身につけてスキルアップしたい方も、歓迎します。
その他
- 人物像についてはプロフィールをご参照下さい。
- ご利用案内、お申込みは こちら をご覧ください。
- 活動されている地域よっては非常勤、パートで心理職をされている方もいらっしゃるかと思います。
各種ご事情考慮いたします。その他、お尋ねになりたいことがありましたら こちらのフォームから気軽にお問合せください。
メッセージ
ひとり職種で働くことの多い心理職にとって、ケースに真摯に向き合うほど、迷いや不安を抱えることがあります。
私自身も、よき師や仲間に支えられながら臨床を続け、学んできました。ケースに向き合う心理職もまた、支えられ、学び続けながら実践してよい。そのことを、私は大切にしています。
一方で、バイザーとのつながりがない方、探し方がわからない方、大学院修了後に継続してスーパービジョンを受ける機会がなかった方、地域に制度が乏しい中で臨床を続けている方も少なくありません。
オンラインで地域を越えてつながれる今、安心してケースに向き合い、ともに学び続ける場としてご活用いただければと思います。
